一人暮らしに炊飯器はいらない。一人暮らし9年目の結論

一人暮らしを始める際、必要な家電として炊飯器を購入検討する方も多いのではないでしょうか? 筆者もその一人でした。 しかし一人暮らしを初めて9年目の今、炊飯器がなくても不自由なく生活できており、不要な出費だったなと感じています。 本記事では、その理由や、一人暮らしで炊飯器をもつメリット・デメリットについて解説していきます。

一人暮らしに炊飯器がいらない理由

シンプルに、「炊飯器じゃなくてもご飯が炊けるから」です。炊飯器購入の主な目的はお米を炊くことだと思いますが、その一用途のために家電を一つ増やすのはデメリットのほうが大きいと感じます。

炊飯器なしでお米を炊く方法

じゃあどうやって炊飯器なしでご飯を炊くのか? 例として以下2つの方法があります。

お鍋で炊く

  1. お米を洗って、鍋にお米と水を入れる。分量はお米1合あたり水180cc。
    (同じ量!!覚えやすい!!)
  2. 蓋をせず鍋を中火にかけ、沸騰するまで待つ。
  3. 沸騰したら鍋に蓋をして弱火で12分加熱する。※火はかなり弱めでOK。
  4. 12分たったら火を消して、鍋の蓋は開けずにそのまま10分蒸らして完成。

ポイントは手順3で「火、ついてる…?」と思うくらい弱火で加熱することです。私はダイソーの土鍋を使って1回0.5~1合で炊いてますが、この方法で失敗知らずです。

電子レンジで炊く

電子レンジを使う方法もあります。

  1. お米を洗って容器にお米と同量の水を入れる。
  2. ラップをして電子レンジで10~15分ほどあたためる。
  3. 加熱が終わったら電子レンジから取り出して5分ほどラップをかけたまま蒸らす。

様々なレシピサイトで電子レンジでお米を炊く方法が載っていますが、機種の問題か、うまくいかないことが多かったので私は鍋で炊く派です。。

一人暮らしで炊飯器をもつメリットは?

とはいえ、炊飯器をもつことにメリットもあります。

お米を炊く以外の調理にも使える

例えば豚の角煮などの煮物系や、スポンジケーキなどお菓子作りにも炊飯器を活用したレシピはたくさんあります。 機種によっては専用の調理モードがついたものもありますよね。 そういったレシピに挑戦してみたい方は炊飯器を検討してみてもいいかもしれません。 (筆者的にはそれぞれ普通に鍋やオーブンを使えばよくないか?と思ってしまう…。煮物に炊飯器使うと炊飯器が油っぽくなってしまうのがむしろマイナスポイントでした。あとお菓子作りは全然しない人間だからこのメリットを享受できず涙)

タイマー予約ができる

朝起きる時間や帰宅時間にタイマーをセットしておくことで、すぐに炊きたてのご飯を食べられるのは炊飯器ならではのメリットです。毎食お米を食べる、あらかじめその日や翌日のメニューを決めている、という人には便利な機能です。 (そのときの気分で食べたいものを食べる筆者のような人間には使いこなせない機能)

一人暮らしで炊飯器をもつデメリット

筆者的には下記デメリットのほうが大きかったので、炊飯器は手放してよかったな~と感じています。

置き場所を取る

一人暮らしでそんなにキッチンが広い部屋に住むことはなかなかないと思います。炊飯器は蓋が上に開くので、設置場所はある程度高さも確保しなければならず、狭いキッチンで意外と場所をとってしまいます。

炊飯に時間がかかる

炊飯器だと早炊きを使ってもお米が炊けるまで30~40分ほどかかってしまいます。あらかじめタイマーを設定しておければ良いですが、そうでない場合は鍋のほうが圧倒的に早くお米を炊くことができます。

炊飯器の処分方法は?

購入したあと、やっぱり不要だった場合に処分に手間がかかるものなのかどうかも気になりますよね。 自治体によりますが、炊飯器は不燃物として回収してくれるところが多いようです。 決められた曜日にゴミとして出すだけなので、不要だった場合の処分方法は購入ハードルにはならなさそうです。 詳しくはご自身の自治体のホームページなどで確認してみてくださいね。

まとめ

以上、メリットとデメリットを比較して筆者は一人暮らしでは炊飯器を持たない選択をしました。手放してみて今のところ不便を感じていません。 一人暮らしで炊飯器を購入するかどうか迷っている人の参考になれば幸いです。

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